9月13日(土)
10:30〜12:00@教室 【分科会】
市民活動における「インターネットでの情報発信は有効」は本当か?
「自分たちの活動を知ってほしい」、「支援者や寄付者を増やしたい」、そのための広報を含めた情報戦略におけるインターネットの活用方法は多様化している。しかし、「手間の割に誰も見に来てくれない」、「ホームページの更新が大変で更新してるヒマがない」、「ネットを通じては支援者や寄付者も集まらない」という声も聞こえてくる。それはなぜか、本当にインターネットでの情報発信は自分たちの活動を周知するツールとして有効なのかをウェブサイト「CANPAN(カンパン)」の事例をもとに検証する。
町井則雄(日本財団 経営企画グループ CANPANチーム チームリーダー)
ほか
10:30〜12:00@3F和室 【分科会】
手話と字幕の番組「目で聴くテレビ」
阪神大震災時に情報から疎外された聴覚障害者が自らたち上げた自分たちの放送局が「CS障害者放送統一機構」。CS通信で実験放送を開始して10年、またKBS京都放送に番組を提供し始めてから7年。(2ヶ月に1度は地元の京都市聴覚言語障害センターが番組制作を担当しています。)手話キャスターが活躍する「目で聴くテレビ」の番組の紹介と、2006年に採択され今年発効した「国連障害者の権利条約」のアクセシビリティや言語の定義などの視点からも聴覚障害者の情報保障について考えます。
高田英一(NPO法人 CS障害者放送統一機構 理事長)(ろう者)
柳喜代子(NPO法人 CS障害者放送統一機構 番組制作ディレクター)(健聴者)
10:30~12:00@教室 【分科会】
ネットジェネレーションの著作権と考え方
─著作権とクリエイティブコモンズライセンスを、音楽を通して考える─
生活にコンピュータとインターネットは欠かせないものとなりましたが、それとともにデジタルメディアを使った作品の著作権の考え方にも変化が表れました。その一つとして、アメリカのサイバー法学者のローレンス・レッシグ教授が、メディアの作品利用を念頭にコンピュータの世界でのオープンソース/フリー(自由な)ソフトウェアで使われているライセンス(許諾)という考えを取り入れ作った、クリエイティブ・コモンズライセンスというものがあります。このセッションでは音楽とクリエイティブコモンズ・ライセンスを通して、ネット世代の著作権について考えてみたいと思います。
野方純(オープンソースソフトウェア制作者/「ひょうごんテック」世話人)
ほか
10:30~12:00@教室 【分科会】
京都国際映像人類学・ドキュメンタリー映画祭に向けて
現在「国際映画祭をつくる会」は京都において、映像人類学、ドキュメンタリー映画を扱うコンペティション部門を有する継続的な国際映画祭の開催を計画している。日本の映像人類学、映像を活用した諸研究、ドキュメンタリー映画、市民メディアの発展に貢献することを目的としている。アジアや中東の映像人類学の上映を行うとともに、各地域おける市民メディアの状況と、それに関わる映像実践者との専門領域横断的なネットワークの構築の可能性について議論する。
新井一寛(京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科研究員)
内藤大輔(総合地球環境学研究所研究員)
ほか
10:30~12:00@教室 【分科会】
メディアコンテスト成果物発表
私たちはメディアを切り口にした2泊3日の大学生が参加する合宿の運営を行います。2泊3日の合宿の中で参加者である大学生がカメラを持って街に取材に行き、その後編集して、編集した映像をもとにプレゼンテーションを行うというのが私たちのイベントの内容です。イベント内で作成できた映像を第6回市民メディア全国交流集会で発表します。
主催
学生によるメディアコンテストMEDICAM2008実行委員会
13:00~16:30@教室 【分科会】
韓国キャンドル集会と市民メディアの活躍
米牛肉輸入を契機に、現在も続くキャンドル集会は、生活政治・ネット政治の新しい形を示している。ネット新聞、市民記者、BLOGの役割などを紹介したい。と同時に、「日韓併合100年に向けた日韓(日朝)市民の反省と和解宣言」の運動企画について、説明し、賛同を集めたい。
嚴敞俊 [オム・チャンジュン](NPO法人京都自由大学講師)
宋奉虎 [ソン・ボンホ](関西学院大学大学院博士後期課程)
ほか
13:00~14:30@教室 【分科会】
地域SNSと市民メディア─こんなこともできる?─
特定の地域を対象とする「地域SNS」は、全国で300ヶ所以上を数えるようになりました。地域SNSは、個人の自由な情報発信や交流、さまざまなサークル活動や交流の基盤として活用されています。さらにフリーペーパーやラジオなど、地域SNS内の情報をより多くの人々へ発信するという取り組みも見られるようになってきました。この分科会では、京都宇治の地域SNS「お茶っ人」と、横浜の地域SNS「ハマっち!」の事例を中心に、地域SNSと市民メディアの可能性を考えます。
パネリスト
村山良臣(宇治大好きネット 代表)
阿部昇(宇治大好きネット お茶っ人運営部)
杉浦裕樹(ヨコハマ経済新聞 編集長)
ほか
モデレーター
庄司昌彦(国際大学GLOCOM研究員)
13:00~14:30@教室 【分科会】
地域とメディアのあり方を考える
住民メディアセンターとメディアクリエイター育成の周辺問題──地域とマスメディアを繋ぐ構造構築へ向けて
市民(住民)のメディア参加(利用)のあり方は、近年、その姿を大きく変えつつあるようにみえる。特に、2000年代に入り、インターネットの普及と映像投稿型サイトの成長は、新たな市民(住民)発信メディアとしての機能を急速に増し、その応用が地域単位でも多様に模索されるようになっている。一方、マスメディア側は、相対的な影響力の低下を余儀なくされつつも、今後の方向性を模索している。今回の分科会企画は、「住民メディア」「ローカルメディア」「国際的コンテンツ産業」の各現場からパネラーを招き、地域とメディアの関係性について、輪郭的に探りつつ、その方向性と可能性を考えようという趣旨で開催する。出演は、住民メディアセンターを設立してインターネット放送局「丹後・宮津.TV」を運営する「宮津メディアセンター」(京都府宮津市)と、京都のローカル放送局「KBS京都」(地域U局&AMラジオ)、インターネット映画制作にも取り組みはじめた「京都東映撮影所」、ベルリン映画祭と連携して京都のメディアクリエイター発掘に取り組むチーム等、一見バラバラに見えるメンバーを集め、地域メディアとマスメディア、人材育成(発掘)といったテーマを「地域振興」「メディア・コンテンツ産業育成」とも絡めて考えてみようというものである。
前田考一(メディア・プランナー)
稲葉年治(宮津メディアセンター)
福井文雄(メディア・コンサルタント) ほか
13:00~14:30@教室 【分科会】
地域の魅力を自分の手で楽しく発信しよう!
自分たちの地域のコマーシャルを気軽につくり見てもらう、そんな取り組みが各地で広がっています。福島県浪江町では、地域を愛する気持ちを30秒のCMに盛り込んだ作品を募集しコンテストを実施したところ、予想以上の応募に町全体が活気づき、恒例イベントにしようと意気込んでいます。
伝えたい内容を短時間の映像で表現するCM的な情報発信を自らすることは、地域の魅力をあらためて発見し、その魅力を多くの人たちと共有でき、地域同士の交流が深まるなど、多様な成果を生み出しています。こうした「CM手法」を使って、まちの魅力を楽しく伝える活動を紹介しながら、多くの住民がおもしろがって参加する仕組みづくりを一緒に考えます。誰もがクリエーターになる現代のムーブメントを、市民メディアの視点から議論します。
スピーカー
明治和枝・志賀美樹・吉田こはく(ワクワク浪江CMコンテスト/浪江町女性懇談会)
中井耕司(鮮度の高い花情報発信/中井タクシー代表)
永田香澄(コマーシャライザ/リクルートコマーシャライザ責任者)
モデレーター
鈴木賀津彦(市民メディアプロデューサー)
高木治夫(大映通り商店街理事)
15:00~17:30@教室 【分科会 ※2コマ連続】
メディアにおける環境情報と地域NPOとの連携(仮称)
グリーンなメディアを目指して!
この夏も記録的な猛暑が続き、集中豪雨による被害が増加する中で、市民の環境意識や関心は、非常に高まってきています。地球全体の気候変動問題や地球温暖化対策は、政治や経済だけでなく、マスメディアの役割と責任も大きく問われる時代となってきました。
今こそ、市民メディアとマスメディアがヨコの連携を強化し、地域において持続可能な社会を目指した記事や番組づくりに積極的に取り組む必要性が高まっていると考えています。
本分科会では、グリーンな市民メディアの呼びかけにより、民放各局や新聞社等で環境に取り組むプロデューサーやディレクター、環境担当者等のキーパーソンと、地域で活躍する環境NPOのキーパーソンが集まり、今後の環境活動に対する広報や報道のあり方、メディアと環境NPOとの連携について、討議するセッションとなります。
情報の信憑性やグリーンジャーナリズム等、これからの市民連動型メディアの価値について、90分討議し、お互いに発表し合う場を提供致します。
近い将来は、環境番組や情報連携の成功事例を共有し、自主制作枠の中において、社会的価値の高いグリーンな番組や記事を増やしてくいくメディアポリシーに賛同頂く企業を増やして行きたいと考えています。
参加予定者
|
●メディア関係者 |
●環境系NPO等 |
問合せ:分科会事務局(Green TV Japan内 E-mail:hagiya@japangreen.tv)
呼び掛け人:GREENSTYLE、グッドニュース・ジャパン、greenz、Green TV Japan 他
15:00~17:30@教室 【分科会 ※2コマ連続】
台湾のメディアは今─’08調査団が語る、そして台湾媒体観察教育基金会の代表団が語る─
台湾のメディアの変化は1980年代後半に始まり、この20年間で激変した。国民党政権における厳しいメディア規制の下で地下ラジオ局や非合法のケーブルテレビが登場し、既存のメディアとは異なる声を伝えた。そして今、かつての少数の政府系メディアによる情報の独占は崩壊し、様々な問題を抱えているものの、公共放送でも新しい取り組みも進んでおり、そして多くのラジオ局やケーブル局がひしめきあい、多様な放送が展開している。
このセッションは、今春の台湾メディア調査をもとに、この激変した台湾のメディア状況について、地下ラジオ局の登場から少数民族に向けた公共テレビ局の取り組みなどを紹介し、台湾におけるメディアの今の姿を伝えたい。あわせて、今回の調査の訪問先の一つで、市民の立場から台湾のメディアをチェックするともにメディア・リテラシー教育活動を進めている台湾媒体観察教育基金会の訪日団を迎え、同会のラジオ番組「メディアウオッチステーション」や市民教育の場である「社区大学」でのメディア教育の取り組みなどを語ってもらい、台湾の市民メディア運動への理解を深める機会としたい。
何よりも、調査団の見た台湾の放送、そして台湾の人が見る台湾メディアの現状を通し、わずか20年で情報統制の時代から多様な今の台湾のメディア状況に変化する中で果たした市民の役割を課題、そして今の日本のメディア状況を見直す機会、市民メディアのあり方を考えていきたい。
「市民メディア調査団(台湾)」から
高野春廣(東海学園大学人文学部教授)
林怡蓉(滋慶医療経営管理研究センター主席研究員)
川上隆史(広島国際大学心理科学部准教授)
平塚千尋(立正大学文学部教授)
「台湾媒体観察教育基金会代表団」から
蔡蕙如(組織発展部主任)
林玉鵬(出版発行部主任)
唐可歆(「メディアウオッチステーション」キャスター)
9月14日(日)
10:00~11:30@教室 【分科会】
ネット・メディアとオープンソースは刺激しあって今後も発展するのか?
現在の(デジタル)メディア、特にネット上のブログや動画投稿などのインフラを支えるのは実はLAMPと呼ばれるオープンソースである。オープンソースはインターネット上で育まれ、発展し、また一方で、オープンソース上の技術革新がインターネットやデジタルメディアに大きな影響を与えている。これらの歴史的背景を押さえながら、ネットの未来を議論する。
吉田智子(ノートルダム女子大学准教授)
ほか
10:00~11:30@教室 【分科会】
デジタルアーカイブと市民メディア
市民メディアは、その生業からもマスメディアのような情報の伝播力や影響力が強くないものが多く、それが課題のひとつでした。しかし、市民メディアのコンテンツ(番組、記事、機関誌など)をアーカイブさえすれば、大きな価値が生まれるものがたくさんあることが分かりました。都内では、市民活動の資料・情報センターをつくる運動が展開され、また大阪では、個人の記録映像を収集・公開・保存・利用の仕組みづくりをremoが進めています。さらに、横浜では、開国・開港150周年を迎える2009年に、市民の生活記録をデジタルアーカイブするプロジェクトがスタートします。本分科会では、市民メディアのアーカイブ活動をめぐる各地の動きを紹介しながら、デジタルアーカイブの今後の可能性を探ります。
進行
小山紳一郎(横浜市民メディア連絡会)
パネリスト
松本篤(NPO記録と表現とメディアのための組織remo)
湯瀬秀行(市民活動資料・情報センターをつくる会運営委員)
杉浦裕樹(Y150市民参加プラットフォーム「横浜写真アーカイブ」検討チーム、ヨコハマ経済新聞編集長)
和田昌樹(桜美林大学准教授、横浜ポートサイドステーション代表)
10:00~11:30@教室 【分科会】
「キョウトル?」検証報告会
マスメディアが流したステレオタイプの京都ではなく、京都に接点を持つ人々が捉えた京都を投影した「キョウトル?」。
どのような作品が集まったのか、そしてそこから何が見えたのか、検証します。
撮影者にも参加してもらい、作品に込めた想いを発表する場としても活用したい。
主催:「キョウトル?」実行委員会
13:00~14:30@教室 【分科会】
子どもと先人から学ぶもの
私たち「NPO京都の文化を映像で記録する会」には、子どもたちに映像で作品をつくる楽しさを教える「太秦キネマ塾」と昭和初期の8ミリフィルムで撮った古い映像の収集と二つの大きな事業があります。そこで私たちが教えられたことをみなさんと共有したいと思います。
濱口十四朗(NPO法人京都の文化を映像で記録する会)
ほか
13:00~14:30@教室 【分科会】
遊プロジェクト京都・まちづくり研究会「道はメディアだ!~道の進化論~」
道は人やものの移動のためだけではなく、コミュニティの形成、看板やサインによる情報提供の役割も持っています。つまり、道はメディア機能を持っています。国内外の事例を(映像による紹介など)確認しながら、道のメディアとしての情報提供のあり方を議論したいと思います。
発表者
酒井弘(まち創生研究所・代表)
上野康治(同志社大学理工学部講師)
コーディネーター
高嶋加代子(NPO法人遊プロジェクト京都・代表)
13:00~16:30@3F和室 【分科会 ※2コマ連続】
G8洞爺湖サミットで市民メディアは何ができたか
昨年の市民メディア全国交流集会@北海道で、1年後にやってくるG8サミットでの市民メディア活動を展望した。そして、札幌に3ヶ所の市民メディアセンターと洞爺湖周辺に2ヶ所のメディアスポットができた。国内初のチャレンジは、関わった多くの人に貴重な経験を残した。この分科会では、活動をふりかえり今後への課題を考える。
主催
G8市民メディアセンター札幌実行委員会/G8メディアネットワーク
第1部「活動報告」(90分)
スピーカー
平沢 剛(明治学院大学非常勤講師)
滝口一臣(G8市民メディアセンター札幌実行委員会)
土屋 豊(G8メディアネットワーク・ビデオユニット/映画監督)
平林裕子(G8メディアネットワーク・ニュースユニット/都留文科大学教員)
松浦哲郎(世界コミュニティラジオ放送連盟)
司会進行
白石 草(OurPlanet-TV)
ショートコラム「市民メディアとマスメディアのG8サミット報道を比較検証する」(15分)
発表者
北海道大学大学院メディアコミュニケーション研究院
第2部「G8サミット後の展望と課題」(90分)
話題提供
G8市民メディアセンター札幌実行委員会
G8メディアネットワーク事務局
15:00~16:30@教室 【分科会】
「全国横断ライブネットワーク!」~まちからのハッシン、個からのハッシン~
スティッカムというライブ配信システムを使った情報発信が盛んである。今までソフトのインストールなど発信側にとっても受信側にとっても初心者には難しかったライブ配信だが、このシステムを活用することで気軽に情報の生配信やマスメディアとは違ったインタラクティブな情報発信が出来る。この情報生配信の全国ネットワークを作ることで新たな情報網、情報チャネルの構築、新たな価値観の創出を狙う。その可能性について語るシンポジウム形式の討論会を行いたい。
中山雅夫(世田谷テレビ)
鈴木賀津彦(東京新聞本社記者)
橋本康二(横浜市民テレビ準備室)
15:00~16:30@教室 【分科会】
“すべての市民は記者である”市民記者が果たす役割とは
全国で市民メディアが続々と誕生しています。いずれも既存マスコミとは違った視点で、情報発信と表現の自由を目指しています。その中で市民が記者登録して記事を書く市民記者制度をとるメディアが複数あります。しかし、市民記者がどんな役割を果たせるのか模索しているのが現状ではないでしょうか。この分科会では市民記者が言論や表現の自由にどんなアプローチをして、どんな役割を果たせるのか、あるいは市民主権の公正な社会の実現に貢献できるのか、そうした可能性を探ってみたいと思います。
報告者
小宮山圭祐(元オーマイニュース編集者)
山本ケイ(JanJan契約記者)


