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ごあいさつ

第6回市民メディア全国交流集会|京都メディフェス
「つかう・えらぶ・つくる ~十人十メディア時代じゅうにんとめでぃあ~」へのご招待

平安朝の昔から、京都には落首という市民メディアが都大路にあふれていました。日本で映画が作られはじめたのも京都です。そして5年前、町衆NPOが日本で初めての市民放送局を始めたのも京都です。不易流行・温故知新。今年の市民メディア全国交流集会は、源氏物語千年紀の京都で開かれます。

どこにいても音と光に溢れ、私たちは過剰なほどのメディアと情報に囲まれています。現代は誰もが発信できそうな気配と宣伝、新しい技術に満ちてはいますが、こころの繋がりがともなわず、さむざむとしたあらそいも絶えません。かけがえのない対話や表現文化、まちづくりなどを、あまりにビジネスまかせにしてきたのではないでしょうか。

これまでの市民メディア全国交流集会は、豊かな市民社会の形成と、市民による多様なメディア表現をめざして、名古屋市、鳥取・米子市、熊本・山江村、横浜市、札幌市などで開かれてきました。過去の成果と課題を共有しながら、今年の京都では、さらに新しい交流と発信の輪を広げたいと願っています。

テーマは「十人十メディア時代じゅうにんとめでぃあ」。誰にも見えないようでありながら、深い井戸の底から見上げれば、真昼の星の輝きが鮮やかに現れます。じっと目をこらせば、みんなが個性的な光を放つ十人十色、いや「十人十メディア」の時代こそ私たちが生きている時代です。真昼の星のような、かけがえのない私の表現と物語を全国から持ち寄り、分かち合い、語り合いたいと思います。

京都大会の略称は『京都メディフェス』と言います。今回のテーマは、市民メディアの原点に回帰する意味で、「あなたと私たちみんなが発信者である」という理想も追求したいと思います。伝統と先端がないまぜになった不思議な光を放つ京都を舞台に、自分自身で表現し、さまざまな人たちとコミュニケーションし、新しい世界とつながりませんか。京都実行委員会はそのお手伝いをいたします。メディアと情報を自在につかい、えらび、自分自身の表現をつくりだす知恵を、ともに創りだしましょう。

京都メディフェスのメイン会場である元立誠小学校りっせいは、京都で初めて映画上映が行われた場所です。もう一つの会場である、1928ビル(元毎日新聞社京都支局)は、日本最初のNPO放送局である京都三条ラジオカフェ発祥の地であり、市民メディアに関わる人たちの交流空間です。『第6回市民メディア全国交流集会』は、これに共感する多くの市民やNPO、企業、行政などの協働で開かれます。

9月初めというまだ夏の暑さの残る時期ですが、その熱気を心の熱気に変えるために、あなたのご参加を、心からお待ちしています。

2008年5月
市民メディア全国交流集会’08 京都実行委員会

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